読み聞かせ
2歳になったあたりから、絵本の読みきかせを毎晩のようにしています。
本を読まない日(寝る時間が遅くなったり、約束を守らなかったりすると読まない)は息子は大変機嫌悪く寝ます。
もはや読みきかせをしないことは罰です。
子供ってすごい。大人ってずるい。
「モモちゃんとアカネちゃんの本」シリーズは今息子のお気に入り。
絵本ではないので子供がひとりで読むには早いけれど、読み聞かせにはちょうどいい短編のお話し集なのです。
『ちいさいモモちゃん』の中にある「モモちゃんあかちゃんのうちへ」はもう暗記するほど読みました。
保育園に初めて預けられたモモちゃんと、お留守番した猫プーの様子がコミカルに描かれています。
同シリーズの『モモちゃんとプー』の中にある「クレヨン ドドーン」は、私にドドーン!
モモちゃんがやめてと叫んでも止まないテレビに映る戦争。
クレヨンと画用紙があれば戦争が終わると信じる子供の発想力と純粋さ。
夢のなかで止めさせたハズの戦争が、目覚めてまだ終わってなかったショックと恐怖。
「ダメ!って、ママいわないの?はやくいわないと、みんなしんじゃうよう。」
モモちゃんの悲しい気持ちと、言われたママの切ない気持ちが両方大波のように襲ってきて、読みながら、私が感情移入しすぎて泣いてしまいました。
息子は「(戦争やめないなんて)ばかだねぇ。」と言っておりました。
深くはわからないなりに、話しあえるのがイイ。
読み聞かせ。
楽しいよ。
親子でこんなに楽しめるなんて、かなりいいコミュニケーション方です。
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