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きゅ~め~るお題「宮沢賢治大発見」

毎月9日はきゅ~め~るの日!
今月のお題は5月にあるシアターキューブリックの本公演『葡萄酒いろのミストラル』にむけての予習ですね!
宮澤賢治の作品のお気に入りをメンバーに渡していくというものです。
メンバーのブログを回って、宮澤賢治作品に触れてくださいね!

さて、私が伊藤十楽成くんから渡された作品はなんと!

「なめとこ山の猫」


!!!?

………ねぇよ。
そんな作品ありません!

そうですね「なめとこ山の熊」という作品はありますが、猫は。
宮澤トラシゲ先生の創作でありましょうか。
さすがですね。
これはあの奇跡の再来かもしれません。

伊藤十楽成は過去のミストラルで伝説の持ち主でありまして。
初演、再演と宮澤賢治役のトラシゲさん。
「あれはトラシゲじゃない、賢治が降りてきている」と評判でございました。

再演の、千秋楽目前のマチネ(昼)の回だったと思います。
本番中、楽屋モニターでみな上演の様子を見てるわけですが、
賢治が登場したところでにわかになにやら聞き覚えのないセリフをとうとうと話し続けるトラシゲ先生。
凍りつく舞台上の役者たち。
ざわつく楽屋。
恍惚とした表情のトラシゲ先生(笑)。

トラシゲ先生は1シーン、全く違うセリフを賢治として物語を作り、発表してしまったのです。

はじめはみなえらいことになったとおもいましたが、
その場面が終わるころにはトラシゲが賢治になったと皆たいそう感心したのでありました。

楽屋に戻ったトラシゲに「賢治!」とみんなが言うと、
トラシゲは「いや、セリフ、飛んじゃって、あの、なんか、つい」といつものトラシゲでございました。

今回のミストラル、トラシゲに賢治は降りるのか。
いや、そもそも、トラシゲは賢治なのか?
さて、この文章の中でわたしは何回トラシゲと書いたのか?!

・・・みなさま、ぜひお楽しみに!!


「なめとこ山の熊」は なめとこ山で熊を撃って生計を立てている猟師と、熊のおはなしです。
熊を売ることで生計を立てているものの、
熊たちを殺していることに罪悪感を持っている猟師。
なんとも、生きることと、死ぬことは隣合わせのものだということを思い知らされます。
人間はたくさんの命と引き換えに生きていて、
人間もまた、何かと引き換えに死んでいく。
愚かで、でも愛おしい。
人間も多くの生き物のひとつなんでしょう。

宮沢賢治はとてもだめなおとなで。
でも、とっても綺麗な心を持っている。
だから、ただの大人が忘れてしまったことや気にしないことに
いちいちくよくよしたり傷ついたりしながら物語をつむいだのでないでしょうか。

私は宮沢賢治のような繊細な心をもっては日々を生きていけないので(笑)
もっと図太くたくましく生きていますが、
ふと、忘れてしまったことを思い出させてくれる物語に
ちょっぴり胸をチクチクさせながら思いをめぐらすのです。

そんなわけで。
(どんなわけで?)
私は松本誠(がんめん)に「葡萄水」と言う作品をおススメしましたよ!
はてさてがんめんはどんなふうにこの物語を紐解いてくれるやら。
ぜひチェックしてみてください♪

ホームページからみんなのブログをチェック!http://www.qublic.net/

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