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2014年11月30日 - 2014年12月6日

帰ってきたキューピッドガールズができること。

私がリーダー(名ばかり)として活動させていただいている、
シアターキューブリック女優陣で主に構成される
ヘンテコアラサーアイドルグループ「帰ってきたキューピッドガールズ」。
4年目を迎えるにあたり、地元墨田と商店街を応援するこの活動にお力添えをいただきたく
クラウドファンディングという制度にチャレンジすることになりました。

https://readyfor.jp/projects/Qupidgirls

紹介文をメンバーの鳥の谷口(谷口礼子)がきっちり書いてくれたので、
是非読んでいただけたら有難いです。
そして、もし「面白い取り組みだな!」とおもってくださったらば、
「こんなことしてる人たちがいるんだよ!」
とお友達やお知り合いにお伝えくださればさらにとても嬉しいです。

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私は私の目線でのご紹介をさせていただきます。
だいぶフランクな表現になると思います。

私の所属劇団、シアターキューブリック。
来年で創設15年目になります。

立ち上げから8年は劇場で演劇をやる、というごく当たり前の、
ただ自分たちの目指す表現ばかりをがむしゃらにしてきた気がします。

それから戦国ものと出会い、
東京じゃない、しかも劇場じゃない野外イベントでステージを行ったり、
電車の中でお芝居したり、
地元すみだに拠点をうつして銭湯でお芝居したりしてから、
わたしたちができる「演劇が世の中に必要とされていること」はなんだろう、と考えるようになりました。

そんな頃の2011年。
劇団の作演出・緑川憲仁が岐阜県の関ヶ原町で地域振興のお仕事をさせていただくことになり、
約半年のホーム不在となりました。
劇団として、東京に残る者たちがホームである墨田区でできることは何か、と考えていた矢先。
地元商店街の理事・大和和道さんからお声がけいただいたのが
「帰ってきたキューピッドガールズ」のはじまりでした。

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「近頃元気のなくなり始めている商店街に活気を呼び戻したい。
何か新しい、おもしろいことができないか、力を貸してほしい。」

これは、演劇の出番だ!と思い、すぐにお手伝いを始めました。
ただ、「アイドル」という手法を使うことに不安がなかったわけではありません。

なにせ、アイドルと呼ぶにはいい歳をした女たちが、
歌がうまいわけでもなく、踊りがうまいわけでもなく、
アイドルらしい容姿を持ち合わせているというわけでもない。
私にいたっては育児休暇中ですっかり鈍っていた感覚を取り戻せるのか
怖かったし、痩せなくちゃいけなかったし。・・・今もですけど。
内心では誰にも見向きもされないのでは、と思っていました。

だからこそ。
いわゆる「アイドルごっこ」だったらやりたくない。
そんな決意がありました。

他人様の力を借りてちょっとそれっぽく見せていただくことはできるかもしれないけど、
イケてない女たちがイケてる何かにはなれない。
その代りできることは、
「イケてないけど、この人たちを見てると元気が出る」
という必死さだったり、
さらけだした人間らしさなのかな、と。
そこから滲み出た私たちらしさのほうが、
見てくださる方に共感や笑顔を生めるのでは、と活動を続けています。

それは演劇作品を作るうえで私たちが大事にしている部分と何も変わらないのです。
むしろ明確に「演劇」という表現を目的化できる、
有難い活動をさせていただいていると思います。

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アイドルらしくないヘンテコアラサーアイドル。
私たちの活動している「すみだ」という街にはかえって合っていたようで、
年齢が高く、如何にも素敵なアイドル達より、
身近だからできることがあるな、と感じられるようになりました。
正直なところ、若かったらできなかったろうな、と思うこともしばしば。

2児の子持ちの私は同じような子育て中のお母さん方に
「お母さんだからあきらめる必要もない。今の自分でできることがあるんだ。」
「とにかく元気が出る。何か始めてみようかなとおもった。」
というお声をいただけたことが何より嬉しく感じます。

私は長男を生んだ後3年ほどは産後うつになりました。
自分の生き方や子育てにすごく悩んだ時期がありました。
そういうちょっと息苦しい思いをされているお母さんや、
これから子供を産むのになんとなく不安を感じる女性にも、
子供を育てながら楽しく元気でいる、というほんの一例になれればと感じているのです。

そして、私がそうしていられるのは商店街のみなさんのおかげでもあって、
子供を商店街に連れてきていることによって、
商店街の皆さんに子供の成長を見ていただいている、
一緒に育てていただいている感覚になれます。

子供は一人では育てられないです。
夫婦だけでも、無理です。
お母さんの心ががんばりすぎたときに「ひとりじゃない」と思える場所がある、
という拠り所に商店街はなれます。
また、お父さんお母さんが忙しすぎてかまってあげられないとき、
ちょっと寂しい気持ちになっている子供にも、
商店街のみなさんはちゃんと子供の様子をみて声をかけてくれます。

商店街はものを売るだけの場所ではないように思います。
そこには「ひと」がいて「こころ」がある。
挨拶ひとつでもお店のいつものおばちゃんやおじちゃんが
たくさんの言葉をかけてくれます。
そういうコミュニケーションの場でもあります。

商店街が元気だった町で育った私は、
全国の商店街がシャッター通りになってく姿が寂しくてしょうがないです。
いま、私の育った街もすっかりシャッター通りになってしまいました。
だから、商店街を応援していきたいのです。

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誰のために、なんのためにやっているのか。

約3年間、自問自答しながら、「お役に立つ」ということが何なのかを考えてきました。
すみだの、商店街のためになることは何なのか。
すみだの、商店街の魅力はなんなのか。
どうしたらそれをみなさんにお伝えできるのか。
どうしたら商店街が元気になるのか。

帰ってきたキューピッドガールズの活動には
お役に立てる可能性がまだまだあると感じています。

そして、私個人としては、同じ子育て中の母として、
育児休暇中のアイス市場(市場法子)の帰る場所を守りたい。
これから結婚して子供を産む可能性のあるメンバーにも、
自分の帰るべき表現の場所として、
このチームを守りたいと思っています。

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長い長い紹介になりました。
ここまで読んで、興味を持ってくださった方。
ぜひ墨田区京島にあるキラキラ橘商店街に足を運んでください。
そして一度、私たちのステージをご覧になってくださったらうれしいです。

2014年12月24日で3周年になります。
3周年記念ステージは12/30(火)12:00~です。
帰ってきたキューピッドガールズをどうぞよろしくおねがいします。
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シアターキューブリックHP
http://qublic.net/
帰ってきたキューピッドガールズHP
http://qublic.net/sumida/
帰ってきたキューピッドガールズブログ
http://qupidgirls.blog.so-net.ne.jp/
Twitterアカウント
@Qupidgirls999


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