« 今月のお題「『平成』をふりかえる!」 | トップページ | 今月のお題『祝改元!次の元号はこれだっ!』 »

今月のお題「3枚の写真で振り返る、『葡萄酒いろのミストラル(十二階のカムパネルラ)』の思い出」

毎月9日はシアターキューブリックのメルマガの日!
メンバーで統一のお題ブログを書いておりますが、

今月のお題は・・・

「3枚の写真で振り返る、『葡萄酒いろのミストラル(十二階のカムパネルラ)』の思い出」

です!!

開催が決定した『葡萄酒いろのミストラル』、『十二階のカムパネルラ』
二本立てでの二次元スクリーン劇場。
それに先立って今回はその当時の舞台写真から3枚をそれぞれが選んで、
その写真にまつわる思い出やエピソードを語ります。
客席では見えなかったあんなことやこんなことが明らかになるかも・・・?

ということですがね。
私はシアターキューブリックの衣裳デザイナーとしての目線で、
こちらのお題に取り組んでまいりたいと思います♪

まずは

『葡萄酒いろのミストラル』

<あらすじ>
昭和23年春。戦後復興で活気づく東京の片隅に、家の外へ一歩も出られない引っ込み思案の雌犬「かりん」がいた。
飼い主の少年「ユウキ」は、情けなく思いながらも、
自分のそばを離れられないかりんを可愛く思っていた。
ある日、空から舞い降りてきたたんぽぽの綿毛「しずく」に誘われ、おそるおそる野良犬の溜まり場へと足を踏み入れるかりん。
かりんは、怖さの先にある未知の世界の楽しさを知り、
出会った犬たちとの交わりを通じて、まだ見ぬ自分がいることに気づいてゆく。
そして見上げた雄大な夜空に、眠っていた記憶が星のように光を放ち始める。

2012年上演とか、少々驚愕しております。
時の経つのは早すぎる・・・もう7年も前のことなのですね。
今や2児の母となって育休中の市場法子のかりんはとてつもなく愛おしいですよ。
ぜひ見てほしいなぁ。

Img_618102
この作品の衣裳は作品のタイトルにあるように風を感じられる衣裳をテーマにしています。
ミストラルってフランス語で「フランス南東部に吹く地方風」って意味なんですって。
要所要所で風が吹いてるので、
みんなが動くたびに風が吹いているみたいに揺れる部分が多い衣裳がいいなぁ、
って思ってデザインした衣裳です。
フリンジがついてたり、リボンがついてたり、レースがついていたり・・・
紐的ななにかを大量に使いましたよね。

Img_694102
この衣裳がこの人以上に似合って着てくれる人はいないと思う。
「ぜいたく猫」という役の園山ことえ氏の衣裳です。
ことえは元劇団員で旗揚げメンバーでしたので、
初演の2002年もこの役をやっていて、
その時にことえのためだけに作ったので思い入れが深いですねぇ。
猫なのに、飼い主に毛糸の靴下履かされて、襟巻とケープさせられてるんです。
可愛くて、愛されてるのにどことなく可哀想な、生意気な猫。
大変愛おしい。

Img_632202
そして、これまた、思い入れのある衣裳。
シアターキューブリック千田剛士が馬に似ている、
ということをみんなで確認してしまった、我ながら素晴らしい衣裳です。
千田さんは馬の役です。
帝都運送と呼ばれている、いわゆる馬車馬です。
この馬がまた、大変偏屈で、優しくて、愛おしいヤツなんです。

はい、以上が『葡萄酒いろのミストラル』の衣裳的思い出です。

『十二階のカムパネルラ』

<あらすじ>
宮沢賢治周辺の人々を描いた新作映画「銀河鉄道の女たち」の撮影現場。
女優・小岩井きりは「高瀬露」という自分の役に不満で、腹いせまがいのアドリブで、浅草十二階が描かれた重要な絵葉書を破り捨ててしまう。
「私、そんなに酷い女......?」、きりの耳元で誰かが囁く。
気がついた時には、小岩井きりは自分の肉体から放逐され、
きりの肉体は本物の高瀬露のものとなっていた。
期せずして高瀬露は、自分の役を演じる女優の人生を演じなくてはならなくなった。
そして、賢治を困らせた女性という後世のイメージで作り上げられた自分自身を。

Guuf6868
宮沢賢治の世界観そのもの!
そう思っちゃうこの舞台セットと照明のなかに、
チュンセ童子とポウセ童子がいるなんて、いやあ、これはずるいよね。
そんな幕開けの写真です。
チュンセ童子とポウセ童子はお星さまの子なので、
ゆるキャラ的な可愛らしさと星のフォルムを作りたいなぁと結構苦戦したので思い入れがあります。
スプレー何本も使って作ったグラデーションがお気に入りです。

Guuf8169
出たー!!
よく見て!!なんか、縮尺おかしくなったんじゃないか!
と思うような、シアターキューブリック片山耀将の頭の大きさ。
はい、この片山さんのジャンパーね。
特注ですからね。
自分でもよく出来過ぎて、セブンアンド〇〇さんに怒られるかもって思ったんですが、
舞台演出なので許してほしいです。
本物とはあの部分が違うよ!

Tos_5362
彼を作り上げるのにはとても苦労しました。
「電信柱のような男」の客演、千葉太陽くん。
「電信柱のような男」のモデルはこの絵なんです。
Maxresdefault
宮沢賢治の作品のひとつ、「月夜のでんしんばしら」。
ひょろ長いこれになってもらいたかったのです。
なので、上に伸びてもらいました!
かなり無茶を言って、足元20センチ伸びる魔法を使って、上にも20センチ伸びてもらいました。
どちらかというと苦労したのは私ではなく、千葉くんかな。
ありがとう千葉くん。

はい、そんなこんなで、観てくださった方には、
「へー、そうだったの?!」となっていただいて、
もう一度!観ていただいて、この話をちょっと思い出してくれたら嬉しいですね。

観てない方はぜひ今回観てください!
そして、「あ~、あれか、書いてたやつ・・・」となってくれると益々嬉しいです!

さあ、チケットも発売されましたし!
ぜひみなさん6/8、会いに来てください。
二作品出てはいないですが、私の魂の衣裳ちゃんが観られます。
ホールにはもちろんいますよ!

では、みんなのお題ぶろぐもチェックしてね!
http://qublic.net/

 

シアターキューブリック二次元スクリーン劇場 
featuring 宮沢賢治~Scenic of Ihatov~

『葡萄酒いろのミストラル』

『十二階のカムパネルラ』


2019年6月8日(土)
八広地域プラザ 吾嬬の里(東京都墨田区)


『葡萄酒いろのミストラル』と、昨年11月に上演して大変好評を博した『十二階のカムパネルラ』が、
シアターキューブリック二次元スクリーン劇場で楽しめます!

音響効果は生入れしますので劇場での臨場感はそのままに、
オープニングダンスや俳優の表情を大大大アップで観られる、劇場とは違うお楽しみが満載!
「劇場での体感は再現不能」という理由でDVD販売をしないシアターキューブリックの劇場公演、
もう一度観たい!この人を連れてもう一度!!という方、
ぜひシアターキューブリックの二次元の「演劇公演」を堪能してください!!
そして各回でトークショーもセット開催!
劇団メンバーと一緒に楽しい時間を過ごしましょう!


●日時
6/8(土)12:00~
『葡萄酒いろのミストラル』(2012.5上演作品)
 上映[約110分]+終演後トークショー[約30分]

6/8(土)17:00~
『十二階のカムパネルラ』(2018.11上演作品)
 上演前トークショー[約30分]+上映[約110分]

トークショー出演:シアターキューブリック 高橋茉琴 品川ともみ 他(予定)


※各回入れ替え制です。
※開場・受付開始は開演の30分前です。
※トークショーは三次元です。約30分程度を予定しています。


●チケット
トークショー付き・全席自由(整理番号あり)・税込
一般前売・当日  ¥3,500
一般2回通し  ¥6,000
学生前売・当日  ¥2,500
学生2回通し  ¥5,000


◆◆ご予約はWEBとお電話で承ります ◆◆
※発売開始 4月9日(火) 20:00~

■WEB〈演劇パス〉https://engeki.jp/pass/events/detail/555
※Paypalを利用したクレジットカード決済でお使いいただけます!
※当日10時まで予約可能。

「演劇パス」は、スマートフォン・パソコンで、
チケットの購入から劇場の入場まで行えるペーパーレスの
「電子チケット販売サービス」です。
公演当日はスマートフォンアプリやWEB画面等でチケットをご提示いただき、
ご入場いただくことができます。
※ご利用には会員登録が必要となります。
詳しくは「演劇パス」サイトにて【特徴】【使い方】をご覧ください。
「演劇パス」 http://engeki.jp/pass/
◎お客様の会員登録費・購入手数料は一切かかりません
(※登録・購入等の際のインターネット接続料は別途発生いたします)
◎チケット代のお支払いはクレジットカード決済のみとなります。


■お電話(13:30~18:00)
070-5592-4003
※整理番号は演劇パスでのご予約の方優先になります。ご了承ください。

 


●会場 
八広地域プラザ 吾嬬の里(東京都墨田区) アクセス
東京都墨田区八広4-35-17

|

« 今月のお題「『平成』をふりかえる!」 | トップページ | 今月のお題『祝改元!次の元号はこれだっ!』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 今月のお題「『平成』をふりかえる!」 | トップページ | 今月のお題『祝改元!次の元号はこれだっ!』 »